東京ミッドタウンホール(赤坂9)で12月26日、トヨタ自動車の新型車「アクア」の発表会が行われ、全国50カ所でアクションプログラムを行う「AQUA SOCIAL FES!!(アクア・ソーシャル・フェス)」についても詳細が発表された。
東京ミッドタウンのアトリウムではライブペインティングが行われた
アクアはコンパクトクラスのハイブリッドカーで、1リットル当たりの走行燃費35.4キロ(JCO8モード走行時)を実現、価格も169万円~とすることでハイブリッドカー購買層の拡大を狙う。新型車について、同社の小木曽聡チーフエンジニアは「ハイブリッドカーの新たな分野への挑戦であり、日本のものづくりへのこだわりと情熱を結実させた車」と説明。同車の世界唯一の生産工場である関東自動車工業岩手工場と中継をつなぎ、「復興の星にしたい」という現場からの声を届けた。
アクア・ソーシャル・フェスはその車名にちなんで「水」をテーマとし、全国50カ所で各地のメディアやNPOと連携して、自然環境の保護・保全を行うアクションプログラムを実施するもの。発表会には、事前活動として鶴見川で行われたプロジェクトに参加した和光大学(町田市)のボランティアグループ「川道楽」ノメンバーも登壇し、「楽しいと思ってやっていたことを応援してもらえるのでうれしく楽しみ」と話した。
この日はミッドタウン各所にアクアが展示され、アトリウムではライブパフォーマンスユニットのDOPPEL(ドッペル)がアクア・ソーシャル・フェスをイメージしたライブペインティングを行った。作品は当日23時まで同所に展示する。