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六本木で踊るファッションショー「Canコレ!」-押切もえさん、蛯原友里さんら登場

復興支援アイテムの衣装を身につけ、MIKIKOさんが振り付けたポーズを決めるモデルたち

復興支援アイテムの衣装を身につけ、MIKIKOさんが振り付けたポーズを決めるモデルたち

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 ラフォーレミュージアム六本木(港区六本木1)で2月26日、ファッション誌「CanCam」と「AneCan」の合同ファッションショー「Canコレ!」が開催された。主催は小学館(千代田区)。

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 「CanCam」創刊30周年と「AneCan」創刊5周年を記念し、踊りを交えたストーリー仕立てで構成された同イベント。演出は、ニューヨーク在住の演出家・福山桜子さん、振り付けは、Pufumeなど数々のパフォーマンスを手掛けるMIKIKOさん、音楽は、元Hysteric Blueの楠瀬拓哉さんが担当し、両誌の専属モデル総勢17人が登場した。

 ダンスの練習には2カ月かけたという。「(ダンスをすることについては)むちゃぶりでした(笑)。雑誌の誌面でファッションショーの告知があり、その翌月の号では『ダンシング』が付いていた」(押切もえさん)、「ダンスするらしいといううわさがあった」(安座間美優さん)など、モデルたちの間に「衝撃が走った」と振り返る。

 ステージは2部構成で、「女性の生き方」をテーマに展開。1人の少女(ゲスト=香音ちゃん)が架空の街「CanTown」を訪れ、ファッショナブルな女性たち(モデル17人)に出会って感化され、ファッションに目覚めていく様を表現した。

 2部の最初でモデルが着用した洋服は、東日本大震災で被災した工場で「復興支援アイテム」として作られたもの。参加ブランドは、「CLEAR IMPRESSION」「Xmiss」「レッセ・パッセ」「Pinky&Dianne」「リッチミーニューヨーク」など。実際の店舗で対象の洋服を購入すると被災地の工場支援になるほか、一部が義援金として寄付される。

 ショーには、両誌の読者計500組1000人が招かれたが、応募は3万通を超えたという。当日の様子はユーチューブでも生中継し、台湾や中国など、海外からの書き込みも目立った。

 ステージが終わると、「本当に楽しくてどうしようもないひとときだった。みんなと一緒に楽しめてうれしい。ファッション楽しい。女の子楽しい。今日のために頑張ってきてよかった」と蛯原友里さんが涙で言葉に詰まりながら語ったほか、同日が誕生日だった有村実樹さんを祝うサプライズバースデーケーキも登場した。

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