食べる

西麻布に一軒家フレンチ-ビストロとガストロノミー、2業態で営業

「ビストロ ボーテ」テラス席で、後藤祐輔シェフ(左)と大澤理恵シェフ(右)

「ビストロ ボーテ」テラス席で、後藤祐輔シェフ(左)と大澤理恵シェフ(右)

  • 0

  •  

 西麻布に6月3日、フレンチガストロノミー「アムール」(港区西麻布4、TEL 03-3409-1331)がオープンした。1階部分は、4月23日にオープンした「ビストロ ボーテ」。

「アムール」(2階)と「ビストロ ボーテ」(1階)が入る「メゾン510」

[広告]

 一戸建ての「メゾン510」を2店舗に分け、共有する厨房(ちゅうぼう)も含め店舗面積は両店合わせ約100坪。席数は「ビストロ ボーテ」がテラス席8席を含む30席、「アムール」が20席。

 2店舗の総料理長、および「アムール」を担当するシェフの後藤祐輔さんは、フランスの星付きレストランをはじめ、「レストラン カンテサンス」(港区)、「オトワレストラン」(栃木県宇都宮市)、「西麻布エキュレ」(港区)などを経た実力派。同店オーナーから声を掛けられ、自ら手掛ける店として物件探しから携わった初の店となる。

 店名の「アムール(愛)」は、今までやってきた集大成として、お客さま、スタッフ、先輩、生産者、食材、道具など「全て」に敬意を払い、「こんな時代だからこそ表面的ではなく、『食』を通じて愛を深めていけたら」と名付けた。

 ランチは、小前菜6~8品とメーンの肉、コーヒーのコースが6,000円。ディナーは、過去のスペシャリテを全て集めた1万3,000円のコースと、旬の食材を使い、シェフの「ひらめき」で構成される月替わりのコース1万5,000円(近日提供予定)のみ。いずれも完全予約制。「とかちマッシュとカワハギ マカダミアナッツのあしらい」は、生のマッシュルームとカワハギをカワハギの肝ソースで食べるなど、「フランス料理のベースは崩さず、『後藤流』のアレンジを加えた料理」を提供する。

 1階「ビストロ ボーテ」は、「美」をテーマに女性シェフ・大澤理恵さんが担当。共にプリフィクススタイルで、ランチ2,500円とディナー5,100円。「見て美しく、食べておいしくヘルシー、だけどボリュームもある」と大澤さん。オープンして1カ月が過ぎたが、「リピーターも多くうれしい。女性ならではの感性を売りに頑張りたい」とも。

 「東京のど真ん中にこれほどゆったりできる一軒家はまずない。1階は気軽に、2階は非日常を味わえるので、特別な時間に使ってほしい」と後藤さん。

 営業時間は、「ビストロ ボーテ」がランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時30分。「アムール」がランチ=12時~13時30分、ディナー=18時~21時(以上ラストオーダー)。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース