六本木に2階建てオープンデッキの「スカイホップバス」登場-初の乗降自由

東京タワーが眼前に迫ってくるのが見どころの「六本木・東京タワー」コース

東京タワーが眼前に迫ってくるのが見どころの「六本木・東京タワー」コース

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 六本木で6月30日、自由に乗り降りができる2階建てオープンデッキバス「スカイホップバス」の運行が始まった。運営は日の丸自動車興業(文京区)。

2階建てオープンデッキバスの赤いボディーがひときわ目を引く

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 2004年9月に登場した同社の2階建てオープンデッキバスだが、これまで六本木ではクリスマスイルミネーションを見学するための期間限定として運営。丸の内三菱ビルを出発し、途中下車はなく風景を楽しむためだけの観光バスとして運行されてきた。

 「利用客は東京または東京近郊の主婦が多い。身近な街で視線を変えて楽しめるところが人気で、以前より『途中下車できたら』との要望が多かった。3年がかりで許可が下り、ようやく実現にこぎ着けた」と広報担当の内田貴子さん。

 今回は、丸の内を起点に3コースを新設。ホテルニューオータニ、東京ミッドタウン、六本木ヒルズ、東京タワーを回る「六本木・東京タワー」コースのほか、「浅草・東京スカイツリー」コース、「お台場」コースの3路線。それぞれ1周を約1時間10分~1時間40分かけて走り、途中で乗り降り可能。24時間以内であれば別コースに乗り継ぐこともできる。

 「2階席は、音や香り、風など、東京の街を五感で堪能できる。看板や陸橋をくぐるときはスリルがあるし、体験者からは『東京にこんなに緑があったとは』と驚かれる」と内田さん。バスにはガイドが同乗するが、自ら足で歩いて得た情報を織り込むなど、街歩きの参考になるような独自の案内を特徴とする。「六本木・東京タワー」コースは、首都高脇をダイナミックに走り、東京タワーが正面に見えるけやき坂、カメラに収まらないほど間近に迫る東京タワーなどが見どころ。「東京タワー」停留所でお台場コースに乗り継ぐことも可能。

 「六本木・東京タワー」コースのタイムテーブルは、「東京ミッドタウン」発11時7分~18時07分の間を1時間おき(始点は「丸の内三菱ビル」発10時30分~17時30分)。料金は、1日券(24時間)大人=1,800円、小人(6~12歳未満)=900円。2日券(48時間)大人=2,500円、小人=1,200円。

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