六本木で2月28日~3月3日、未来の農業を変えるコラボイベント「Agri-Station festival2013」が開催される。
「JA全青協(全国農協青年組織協議会)」「マイファーム」「4Hクラブ(全国農業青年クラブ連絡協議会)」「農家のこせがれネットワーク」の4団体がスクラムを組み、若手農業者と応援側の各団体による新しい取り組みをスタート。第1弾として、4団体で総勢10万人の若手農業者が自身を鼓舞し、成長や新しい出会いときっかけを得ることを目的に同イベントを企画した。若手農業者内での意識改革や刺激を軸に、来年度以降に向けた本格的な就農者増への取り組みなども継続して実施していく。
主な交流・イベントは7つ。「スター農家発掘オーディション」は、新規就農希望者と若手(39歳以下)農業者を対象に、自らの夢を発表し、オーディション形式で勝ち取るビジネスプランコンテスト。大賞には100万円を進呈するほか、スポンサー各社から直接支援を受けられる。46人の応募があり、新規就農希望者部門から3人、若手農業者部門から5人が一次審査を通過。3月1日にラフォーレミュージアム六本木で行われる最終審査のプレゼンテーションに臨む。現在審査企業スポンサーを募集中。
麻布十番商店街の飲食店数店舗を貸し切っての「農家サミット」(3月1日・2日)では、交流会や料理イベントなどを通じて、新しい出会いを生み出し業界活性を促進、若手農業界の盛り上がりをアピールする。定員は1日1000人(参加費5,000円)。
このほか、「農業政策集会2013」や、「第52回全国青年農業者会議」「農家のこせがれネットワーク4周年記念」「日本とアジアの食料未来予想図」「日米若手農業者交流~アメリカ農家とこせがれの活動を学ぶ~」などの企画を予定する。全てのイベントについて事前予約を受付中(2月22日まで)。
「今まで農業は縦割りの活動が多かった。全国から若い農家に集まってもらい、東京にいるこせがれや関心のある人に、農周りで活動している人の若くて熱い思いを知ってもらいたい。農業界は変わってきている。横のつながりを作り、新しい流れを生み出したい」と、こせがれネットワーク・代表理事の宮治勇輔さん。「都心のど真ん中から農業を盛り上げていきたい」と同イベントプロデューサーの脇坂さん。
イベントのスケジュールや詳細・申し込みは公式サイトで確認できる。