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六本木に「怪談ライブBAR」-語り手が「本当にあった怖い話」披露

語り手の城谷歩さん

語り手の城谷歩さん

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 六本木のロアビル(港区六本木5)に5月1日、「怪談ライブBAR スリラーナイト」(TEL 03-5411-2770)がオープンした。

店内の至るところに「恐怖」の仕掛けがある

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 「遊園地といえば必ずお化け屋敷がある。それが飲み屋にあっても面白いのでは」と2011年、北海道札幌市内にオープンした同店。語り手が1時間に1回、15分間、怪談を披露する「ライブ」を開くのが特徴で、それ以外の時間帯はバーとして楽しむことができる。

 初の支店としてオープンした六本木店の店舗面積は約25坪、席数は30席。小さなステージを設け、照明を落とし、店内の至るところに「恐怖」を演出する仕掛けを施した。語り手は現在のところ、北海道店でも活躍していた城谷歩さんが1日10本をこなす。自らの体験談から、友人・来客などから聞き了承を得たものまで、実際に起こった怖い話を披露する。「68本持っている」というレパートリーの中から、リピート客に同じ話がかぶらないようコントロールしているという。

 「よく怖い話をしていると(霊を)引き寄せるというが、以前、各テーブルに置いたランプの炎が大きくなったり小さくなったりを繰り返し、しまいには消えてしまい全員が恐怖で凍り付いたこともある」と城谷さん。「(自分に)霊感があるという自覚はないが、不思議な体験をすることはよくある」とも。

 同時に、怪談が得意な語り手も募集している。オーディションなどを随時行っており、「何か人を引きつける魅力ある人」を求めているという。「『六本木といえば怪談BAR』と言ってもらえるくらい認知されるようになりたい。(プレオープンでの感触は)六本木のお客さまはショーを見ることに慣れていてノリがいい」と支配人の山田大樹さん。

 営業時間は20時~翌5時。日曜定休。怪談ライブチャージ=2,000円(1ドリンク)、飲み放題プラン=3,500円(以上、1セット=60分、サービス料10%別途)。ドリンクは540円~。

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