六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー(港区六本木3)で4月25日から開催される「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」の先行公開が3月2日、ウェストウォーク2階で始まった。
「週刊少年ジャンプ」で1999年に連載をスタートした岸本斉史さんの漫画「NARUTO(ナルト)」が、昨年11月に連載を完結したことを記念して開催される同展。少年忍者ナルトを主人公とした同作品は世界的にも人気が高く、世界累計発行部数は2億部を超える。
同展では、第1話と最終話の全編や各話の名場面など原画150点以上を展示するほか、名シーンを立体造形で再現した展示、スペシャル映像を上映する幅約10メートルのスクリーンなどで構成。
岸本さんは「NARUTO15年の作者最後の『総括の想(おも)い』というものを理想の形で届けるチャンスを頂きました。皆様!最後に今一度ナルトと一緒に『その想い』の中を歩いてやっていただけないでしょうか」とコメントを寄せる。
同展の観覧料は一般=2,000円など。描きおろしマンガ19ページが付いた特典付き前売り券(1,900円)を4月24日まで販売している。
先行公開では、プロット資料や連載初期の絵コンテ・ラフなど、岸本さんが制作した直筆の資料数点を展示する。開催時間は10時~20時。観覧無料。今月4日まで。