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森美術館、年明けから改修へ-新たな小プログラムを用意し4月再オープン

現在開催中のリー・ミンウェイ展の会場

現在開催中のリー・ミンウェイ展の会場

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 六本木ヒルズの森美術館(港区六本木6)が来年1月5日から改装に入り、同4月25日に再オープンする。

改修後最初の企画展は「シンプルなかたち展」

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 2003年4月にオープンした六本木ヒルズでは、来年1月から52階・53階改修工事を実施。それに伴い、同館、森アーツセンターギャラリー、展望台・東京シティービュー、屋上スカイデッキ、マドラウンジなどの施設を12月から順次一時休館する。森美術館は1月4日まで開館し、同月5日~4月23日の間、休館する。

 同館は2003年10月にオープン。2004年「クサマトリックス:草間彌生展」、2009年「アイ・ウェイウェイ展-何に囚って?」、2011年「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今蘇る復興の夢とビジョン」、2012年「会田誠展:天才でごめんなさい」など、「現代性」「国際性」を理念に掲げ、現代美術を中心とした企画展と若手アーティストを紹介する「MAMプロジェクト」などを展開してきた。

 同館は改修に伴い、「MAMプロジェクト」に加え、新たに3つの小プログラム「MAMコレクション」「MAMスクリーン」「MAMリサーチ」を展開。展覧会プログラムの複層化を図ることで、世界の現代アートをより多角的に体験する場への生まれ変わりを図る。MAMコレクションでは開館以来収集してきたコレクションを展示・紹介する。MAMスクリーンはシングルスクリーンの映像作品を単独企画として上映するプログラム。MAMリサーチはアジア各地のアーカイブ、研究機関、研究者などと協働して多様な議論を行うプログラムで、MAMプロジェクトと交互に開く予定。

 改修後最初の企画展は、ポンピドゥー・センター・メッスで開催中の展覧会に同館が選定した作品を追加し再構成する「シンプルなかたち展:美はどこから来るのか」。美術作品や自然の中に見いだすことができるさまざまな単純で美しい「シンプルなかたち」約130点を展示するものになるという。

 現在開催中の「リー・ミンウェイとその関係展」の開催は来年1月4日まで。開館時間は10時~22時(火曜は17時まで)。

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