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六本木ヒルズで「スター・ウォーズ展」、SWの日には5時間待ちも

入り口ではダース・ベイダーが迎える

入り口ではダース・ベイダーが迎える

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)の東京シティービューで現在、映画「スター・ウォーズ」シリーズのコンセプトアートや小道具などを展示する「スター・ウォーズ展-未来へつづく、想像のビジョン」が開催されている。

実際に着用した衣装などを展示。

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 同展は、同シリーズで監督、脚本、製作総指揮などを務めるジョージ・ルーカスさんがアーティストに依頼し描かれたコンセプトアートや、映画で実際に使用された衣装、小道具など、米国に開設予定のルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティヴ・アート所蔵の作品約100点を展示するというもの。

 展示は6つの章で構成。第1章の「スター・ウォーズの原点」では、ルーカスさんのインスピレーションのもととなったコミック本「フラッシュ・ゴードン」や黒澤明監督の映画「隠し砦の三悪人」などの資料を展示。第2章の「フォースの光と闇」では同シリーズの要となる「フォース」に焦点を当て、映画で実際に使用された「ライトセーバー」などを展示する。

 ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティヴ・アート・シニア・マネジャーのレイセ・フレンチさんは「ジョージ・ルーカスは侍からインスピレーションを得ている。侍の刀をライトセーバーという形に変え、日本文化をスター・ウォーズの中で表現している」と話す。

 第3章「戦いと兵器」では主な戦いのダイジェスト映像や戦いを再現したジオラマなどを展示。メーンとなる第4章「サーガと運命の肖像」では主要登場人物の肖像画や実際に着用した衣装などを展示、フレンチさんは「スター・ウォーズというのはルーク(スカイウォーカー)がたどる旅路を描いた物語で、ダースベイダーとなってしまった父の償いもテーマになっている。そのサーガのハートの部分をこの展示で表現している」と話す。

 第5章「銀河と生態系」ではさまざまな惑星の年や生き物の姿を、第6章「ドロイドが見たサーが」ではシリーズ全作品に唯一登場する2体のドロイドC-3POとR2-D2を中心に展示する。

 「スター・ウォーズの日」とされる5月4日には、同作品のコスチュームを身に着けて入館できる「コスプレ入館DAY」 を実施、大型連休中ということもあり、同施設と森美術館、森アーツセンターギャラリーなどへの入場に約5時間以上の待ち時間が生じる人気となった。

 開館時間は10時~22時。入館料は一般=1,800円(森美術館への入場も可)ほか。6月28日まで。

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