西麻布の「妙善寺」(港区西麻布3)で11月26日・27日、「第一回 妙善寺映画祭」が行われる。
これまで写真展や絵画展、演劇上演会などさまざまなイベントを開催してきた妙善寺
同寺の住職である的場徳雅さんが実行委員長を務める同イベント。映画以外にもドラマやアニメ、ミュージックビデオなど、主に一般から募った作品を上映し、お笑いライブも行う。災害で亡くなった人へ向けて法要を行うほか、お灸(きゅう)体験コーナーを設け、お茶やコーヒーなども提供する。
的場さんは「学生時代は映画に夢中だった。ただ映画や映像が好きという人が寺に気軽に集まって、同じ時間を共有し交流できたら、それはとてもすてきなこと。そんな思いから開催に至った」と説明する。
イベント初日は、司会者であるお笑いコンビ「モクレン」によるライブや、アート集団のパリでの活動を収録したドキュメント映像の上映、ピアノ生演奏などを行う。2日目は、アニメ「ゲスノート」やホラー作品「呪女」などを上映する予定。
「都会の真ん中にある『寺』という少し特別な空間で映像を楽しみ、お笑いライブや音楽まで満喫できる非日常体験をお届けする」と的場さん。「映画が好きという方はもちろん、寺に興味ある方は足を運んでいただき、のんびりくつろいでほしい」とも。
16時30分開場、17時開演。入場無料。