グランドハイアット東京(港区六本木6)のレストラン「フレンチ キッチン」が現在、六本木ヒルズで3月から開催される展覧会に合わせたメニューを提供中だ。
アフタヌーンに提供する「エルミタージュ アフタヌーンティー」
伝統的なビストロ料理を「スタイリッシュ」をテーマにアレンジして提供する同店。3月18日から六本木ヒルズ森タワー52階「森アーツセンターギャラリー」で開催される「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」に合わせたメニューを用意した。
同展は、ロシアの国立美術館「エルミタージュ美術館」のコレクションを紹介する。同館の礎を築いたとされる、18世紀に活躍した女帝・エカテリーナ2世が収集した作品も出展する。
同店は今回、アフタヌーンとディナーの2つの時間帯に分けて料理を提供。アフタヌーンには「エルミタージュ アフタヌーンティー(レギュラー)」(3,500円)を用意。エカテリーナ2世をイメージしたというフランスの紅茶ブレンド「NINA’S(ニナス)」が手掛けた紅茶「エカテリーナIIティー」や、「ルイ・ロデレール クリスタル ブリュット」のグラスシャンパン、当時彼女がよく口にしたというお菓子「パスティラ」のほか、ロシアで長く親しまれているという「バーズミルクケーキ」などを提供する。
ディナータイムには、「エルミタージュ アフタヌーンティー(ロイヤル)」(1万2,000円)を用意。キャビアなどを使った料理のほか、食後にはロシアでよく食べられるというクレープと「エカテリーナIIティー」を提供する。
広報担当者は「エカテリーナ2世の人生を表現した、世界初のお披露目となる『エカテリーナIIティー』は、ロシアの代表的な花である『ヒマワリ』や出身地ドイツの国花『矢車菊』の花びらをちりばめた、唯一無二のオリジナルティー」と話す。「ロシアの食材やメニューを用いた華やかなアフタヌーンティーやディナーとともに、当時の時代背景に思いをはせながら、優雅なひとときをお楽しみいただきたい」とも。
提供時間は、アフタヌーン=14時30分~16時(土曜・日曜・祝日は15時~16時)、ディナー=18時~21時30分。6月30日まで。