うどん店「おうどんHOUSE」(港区麻布十番2、TEL 090-7215-7508)がオープンして、12月22日で1カ月がたつ。
TikTokアカウント「おうどんHOUSE」を運営する横田彩夏さんが店主を務める同店。「うどん さか枝」(香川県高松市)の技法を取り入れ、香川から取り寄せる麺で提供する。
横田さんは大学在学中に米ニューヨークへ留学し、服作りを学んだ。その後、日本でアパレル・コスメ分野のEC事業に携わり、インフルエンサーやユーチューバー、タレントのプロデュースブランドの立ち上げ・運営などに関わってきた。2年前に独立し、現在はSNS運用代行や撮影ディレクションなどを手がけている。
自身のSNSでうどんの発信を始めたのは約1年半前。うどん好きが高じて理想の味を追いかけるうち、「自分で作って提供したい」と思うようになった。縁がつながり、香川の店で経験を積んだ後、学びを生かして今回のオープンにこぎ着けた。
メニューは、「師匠のおうどん」(1,100円)をはじめ、「海老(えび)といかの塩辛クリームおうどん」(1,200円)、「濃厚豆乳ごま担々のおうどん」「長寿豚の和風カレーおうどん」(以上1,400円)など。「カニカマ天ぷら」(800円)や「ちょい飲みセット」(1,200円)も用意する。
横田さんは「かけうどんと天ぷらを食べることが定番である香川のうどん文化を知ってほしい。新しいメニューや季節限定も今後は増やしたい。まずは『香川の空気感』ごと味わうような一杯を届けたい」と話す。
営業は土曜・日曜の12時~15時。