東京全日空ホテル(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)は9月2日、同ホテル1階の神殿および宴会場をリニューアルする。
今回のリニューアルは、同ホテルの開業以来20年間提供してきた神殿を中心に、隣接する宴会場も含めたリニューアルを行うもので、「静寂な優雅さ」「自然の美」をテーマに、同ホテル36・37階のレストランフロアを手がけた観光企画設計社(港区虎ノ門1)の青柳亮さんが内装設計を担当した。リニューアル費用は1億2,000万円。
神殿は、日本の伝統的な建築様式である書院造りをイメージしており、神前式の挙式を提供、面積は85平方メートル、座席数40席、挙式外の日は宴会場「春日」としても利用可能。宴会場「天空」は壁面に大型モニターを内蔵し、ビデオ映像の上映など利用者の多様なニーズに対応、面積は68平方メートル、座席数は正餐=30名、立食=50名、シアター=72名、スクール=36名。
利用料金は、神殿での神前式料=78,750円、「春日」「天空」が食事利用=34,650円(2時間)、会議利用=115,500円(2時間)、展示会利用=577,500円。
今回のリニューアルについて同ホテルは「神前式での挙式需要の高まりや、都内のホテルウェディングの人気が回復していることに対応した」としており、リニューアルを通して神前挙式をアピールし、婚礼受注を伸ばす考え。2006年度婚礼受注505組を目指す。