21_21 DESIGN SIGHT、第1回企画展は「チョコレート」

「東京ミッドタウン」(3月30日開業予定)内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」の第1回企画展の概要が発表された。「チョコレート」を題材に約30組のクリエーターが参加する。(写真=深澤直人「チョコレートライフ」の作品イメージ 2007 ©Naoto Fukasawa)

「東京ミッドタウン」(3月30日開業予定)内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」の第1回企画展の概要が発表された。「チョコレート」を題材に約30組のクリエーターが参加する。(写真=深澤直人「チョコレートライフ」の作品イメージ 2007 ©Naoto Fukasawa)

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 3月30日開業予定の「東京ミッドタウン」(港区赤坂9)内に設立されるデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」(TEL 03-3475-2121)の第1回企画展の概要が明らかになった。

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 同施設では、「日常的な出来事や人の営みに関わるあらゆるものごと」をテーマに、ディレクターを務める三宅一生さん、佐藤卓さん、深澤直人さんの3人が協働でリサーチを行い、交代で企画から展示までの総指揮をとる「企画展」を年間2回開催する。

 4月27日から始まる第1回企画展のタイトルは「チョコレート」。深澤さんがディレクションを務め、チョコレートを題材に、深澤さんと約30組のクリエーターによる作品を出品する。展示作品は約70点。会場構成は深澤さんが担当する。展覧会について深澤さんは「誰もが親しみをもって受け入れている不思議な食べ物、チョコレートは、食べ物という存在を超えて、生活の至るところに顔を出します。その、『すでに共有されている感覚(感触)』を通して世界をとらえてみるとどうなるか、それが今回の展覧会の試みです」としている。

 出品予定作家は、マイクエーブルソン+清水友理(POSTALCO)、フィリップ・ボーモン、CABANE de ZUCCa、エドツワキ、FRONT、深澤直人、橋倉誠、肥田野永、HIMAA、石井洋二、岩井俊雄、川路あずさ、北川一成、熊谷容子、松江幸子、皆川明、ジェームズ・モリソン、エリック・ナジ、大友学、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE、杉山ユキ、鈴木元、鈴木康広、高井薫、津村耕佑(FINAL HOME)、刀禰尚子+飯島敦義、TONERICO:INC.、遠山夏未、植原亮輔+渡邉良重(D-BROS)、トム・ヴィンセント、VINTA(以上、敬称略)。

 開催時間は11時~20時。火曜定休(5月1日は開館)。料金は大人=1,000円ほか。7月29日まで。「21_21 DESIGN SIGHT」は、「デザインのためのリサーチセンターで、デザインについて考える場所」として創設される。建築設計は安藤忠雄建築研究所と日建設計。オープニング時は特別企画「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」を開催。第2回企画展は佐藤卓さんディレクションによる「Water-水」で、10月の開催を予定する。

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