スウェーデン大使館(港区六本木1、TEL 03-5562-5050)内の展示ギャラリーで9月4日より、「スウェーデン交流展2007」が開催されている。
同展は、北海道・当別町(とうべつちょう)とスウェーデン・レクサンド市との姉妹都市交流20周年を記念して開催されるもので、レクサンド市と同市のあるダーラナ地方の手工芸品を一堂に集めて紹介する。
会場には、キャンドルを灯すのに使用する燭台などの鉄製品、ハンドプリントによる生地や民族衣装、スウェーデンのお土産品として馴染みのある木馬「ダーラナ馬」などの工芸品を展示する。開催時間は9時~17時(最終日は15時まで、12時30分~13時30分は昼休み)。入場無料。土曜・日曜休。9月14日まで。
展覧会初日にはレセプションパーティーが行われ、関係者や報道陣が来場した。同国のステファン・ノレーン大使は「スウェーデンの伝統工芸、住居の文化を日本に伝えたい」と話した。
会期中には関連企画として、ワークショップやレクチャーも予定しており、9月7日には、ストックホルムなどの美術工芸学校で講師を務めるカーリン・カーンルンドさんを講師に迎え、「ダーラナ地方とレクサンド市の手工芸と文化」をテーマとしたレクチャーを開催するほか、9月9日・10日には、ダーラナ地方の伝統的な編み物技術の「2本取り編み」を使って手袋を編むワークショップを開催する予定。