レノボ・ジャパン(港区六本木3)は11月21日、ノートブックPC「ThinkPad」のカスタマイズモデル「ThinkPad X61s 15th Anniversary Edition」を発売すると発表した。
カスタマイズモデルは今年10月、「ThinkPad」が発売15周年を迎えたことを記念して発売するもの。同シリーズの中でも最も定評のある「Xシリーズ」からシリーズ最軽量の「ThinkPad X61s」を特別にカスタマイズしたという。日本のみで販売し、数量限定となる。
液晶画面の周辺とパームレストに特別な塗装を施し、パームレストと天板のロゴには15周年記念ロゴをあしらうほか、英語キーボードの選択も可能となる。また、現行の「ThinkPad X61s」より高スペックとなるメモリー2GBと、ハードディスク200GB(7200回転)を搭載する予定。一般販売開始予定日は12月4日、12月下旬から出荷開始を予定する。
「ThinkPad」は1992年にIBMが開発。つや消し黒の筐体を基調に、キーボード上に赤いトラックポイントを配しており、過酷な耐久試験を経た堅牢なつくりが特徴。IBMのデザイン顧問だったリチャード・サッパー氏がデザインコンサルタントを手がけ、日本IBM大和事業所との協業で生み出した。2005年、IBMのPC事業売却にともない、現在はレノボによって開発・販売されている。