ライフスタイルショップ「THE COVER NIPPON(ジカバー・ニッポン)」(港区赤坂9)を運営するメイド・イン・ジャパン・プロジェクト(名古屋市)は12月5日、東京ミッドタウン(赤坂9)で記者発表会を行い、成田国際空港内に出店する新業態店「THE COVER NIPPON+CHASIN(チャシン)」(成田市)の概要を発表した。
ジカバー・ニッポンは、家具から雑貨まで全国各地の日本製品を独自にセレクトした商品構成で、新業態店では「お土産」に特化したインテリア雑貨や家具など日本製のアイテムを揃えるセレクトショップに加え、カフェ「ENGAWA LOUNGE」を併設する。オープン日は12月20日。
出店場所は、欧州系航空会社のチェックインカウンターが並ぶ第1旅客ターミナル北ウイングの5階。外国人観光客の中でも富裕層をメーンターゲットに、「日本のモノづくり文化を生かした衣・食・住ライフスタイルを世界に発信」(同社)する。年間売り上げ目標は1億5,000万円。
店舗プロデュースは既存店同様、表参道のインテリアショップ「ラユンヌ」を手がけた瀧勝巳さんが手がける。セレクトショップの商品構成は、インテリア雑貨が6割、服飾関係が2割で、人間国宝級の高級品からグッドデザイン賞受賞作など幅広く「日本」を意識した商品を揃える。カフェには、縁側を意識した長いベンチ状の座席を設け、日本全国から集めた緑茶と和菓子を提供する。店舗敷地面積は約55坪。営業時間は7時30分~20時。年中無休。