麻布十番に来年1月オープンする美容皮膚領域のクリニック「AOHAL CLINIC」(港区麻布十番2、TEL 03-5730-0570)の内覧会が12月6日に行われた。
同クリニックは、皮膚画像解析など専門的な測定機器を使用して肌を診断し、治療・スキンケアアドバイスを行う「肌の専門機関」。医療法人「青輝会(せいきかい)」が設立した。レーザー治療、フォトフェイシャル、ピーリングなど主に美容医療皮膚科領域全般の診断・治療を行う。
同会の設立には、ロート製薬(本社=大阪市)が推進する「ウェル エイジング=より良く年齢を重ね、より充実した人生を送ること」をテーマとしたプロジェクト「アオハルプロジェクト」の一環として資金提供を行った。また、同社は大学病院の研究機関と共に新しい治療やスキンケアの検討・検証を支援するほか、同クリニック用のオリジナルスキンケア製品を提供する。
診療料金は、「初診料・カウンセリング」(3,150円)、「ケミカルピーリング(フルフェイス)」(12,600円~)、「ボトックス注射」(36,750円~)、「ヒアルロン酸注射」(52,500円~)、「レーザー脱毛」(10,500円~)など。ターゲットは主に30代以上の女性や男性など幅広い層で、高所得者を見込む。
院内構成は、1階=エントランス・ライブラリースペース、2階=診察室・肌診断室、3階=施術室。院内はインテリアに無垢材を基調にするなど「やわらかさを重視した」(同社マーケティング本部担当者)という。ライブラリースペースには、書棚にファッションや科学、社会学などさまざまなジャンルの書籍が並び、本のコーディネートについては「都会で働く女性たちの知的好奇心に応えるようものを意識した」(同)という。また、院内で使用する水に軟水を採用するなど、設備やアメニティーにも快適さを追求する。
オープンは来年1月8日。診療時間は予約制で、平日=11時~14時と15時~20時、土曜=10時~14時と15時~19時。木曜・日曜は休診。