12月に公開されるディズニー/ピクサーの新作映画「WALL・E/ウォーリー」のアンドリュー・スタントン監督らの来日記者会見が10月8日、ザ・リッツ・カールトン東京(港区赤坂9)で開催された。
同作は、人間が住まなくなった地球で、たった1人働き続けるごみ処理ロボット「ウォーリー」の物語。 常に1人でいることが当たり前だったウォーリーが、突然現れた探査ロボット「イヴ」との交流を通し、「誰かと一緒に居ること」や「愛」に気づいていくストーリー。
アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した映画「ファインディング・ニモ」(2003年)のアンドリュー・スタントン監督が手がける最新作で、全米では今年6月27日に公開、オープニング3日間で興行収入6,309万ドルを記録した。
同作のアイデアが生まれたのは映画「トイ・ストーリー」製作中の14年前。当時監督は「トイ・ストーリー」の脚本家を務めていた。作品は「もし人類がすべてこの地球を後にしていなくなった時に、最後のロボットのスイッチを切り忘れたら」(アンドリュー・スタントン監督)というアイデアから生まれたという。
会見には、アンドリュー・スタントン監督、プロデューサーのジム・モリスさん、サウンドデザインを担当したベン・バートさんのほか、ウォーリーも参加。お友達役として登場したお笑い芸人「タカアンドトシ」とコミュニケーションをとり、体を動かしながら「こんにちは」「だいすき」などと話して会場を湧かせた。
映画は12月5日から全国で公開する。