ニールセン・カンパニー、脳波でマーケティング効果測定の新事業

写真=測定の模様

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 ニールセン・カンパニー(港区白金台5、以下ニールセン)は11月12日、グランドハイアット東京(六本木6)で記者会見を開き、米ニューロ・フォーカス社と共同で提供する脳神経科学を応用したマーケティング支援事業の発表と、デモンストレーションを行った。

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 ニューロ・フォーカス社は脳神経科学に基づいた独自技術により、脳波測定などを通してマーケティング調査を行っている。両社は業務提携により、同技術を使ったマーケティング支援事業を展開する。ニールセンが窓口となり、ニューロ・フォーカス社が脳波測定や解析を担当する。

 被験者は脳の反応を検知するセンサーを埋め込んだヘッドギアを装着し、調査対象となる広告や商品パッケージなどを視聴する。脳波のリアルタイム測定に加え、目の動きを追跡する「アイ・トラッキング」と皮膚伝導反応測定を組み合わせ、「アテンション」、「エンゲージメント」、「リテンション」の3つの指標から分析する。

 提供価格は案件により異なるが、テレビCM1本の測定を行った場合で1,000~1,500万円程度からの費用を予定しており、ニールセンでは従来から提供する調査サービスと合わせて同事業を提供していくという。

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