外国人作家が東京滞在中に制作したドローイング作品-東麻布で企画展

ムナム・アパン『 ヒルサイド・ストーリーズ:影を運ぶ犬―ハチ公の記憶』綿糸、糊、ファブリアーノ・コールドプレス紙(400gsm)、タモ材台座26×56×15センチ(作品)、35×90×40センチ(台座) / 2009年

ムナム・アパン『 ヒルサイド・ストーリーズ:影を運ぶ犬―ハチ公の記憶』綿糸、糊、ファブリアーノ・コールドプレス紙(400gsm)、タモ材台座26×56×15センチ(作品)、35×90×40センチ(台座) / 2009年

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 「GALLERY SIDE 2」(港区東麻布2、TEL 03-6229-3669)で6月23日、「紙遊び-ムナム・アパンとフロレンシア・ロドリゲス・ヒレスの新作展」が始まる。主催はバッカーズ・ファンデーションとNPO法人アーツイニシアティブトウキョウ(渋谷区)。

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 同展は、インド出身のアパンさん(30)とアルゼンチン出身のロドリゲス・ヒレスさん(31)の2人のアーティストが、それぞれの文化の違いや東京滞在中に発見した経験などを融合させて制作したドローイングを展示する。

 会場には、ドローイングの手法で制作した2人の作品が並ぶ。アパンさんは出身地であるインド北東部の部族で受け継がれてきた物語を描き出した立体作品を、ロドリゲス・ヒレスさんは日本の能やギリシャ劇まで、さまざまな神話的情景を独特の世界観で描いた作品を、それぞれ制作した。2人にとって今回が日本で初めての展示となる。

 6月27日には2人のトークショーも予定する。開催時間は14時~15時。定員は20人(予約制)。参加無料。アーツイニシアティブトウキョウのサイトからメールで申し込む。

 開廊時間は11時~19時。月曜・日曜休廊。入場無料。7月4日まで。

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