コップ1杯の水が奏でるサウンド・オブジェ-造形作家・秋本秋則さん個展

水が流れると不思議な音楽が奏でられるサウンド・オブジェ。

水が流れると不思議な音楽が奏でられるサウンド・オブジェ。

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 六本木の「ストライプハウスギャラリー」(港区六本木5、TEL 03-3405-8108)で9月29日より、造形作家・松本秋則さんの個展「コップ一杯の水の奏でる音楽」が開かれている。

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 秋山さんは1951(昭和26)生まれ。1982年より「音の出る作品(サウンド・オブジェ)」の制作を始める。室内、野外にこだわらずさまざまな場所で自動演奏によるサウンド・インスタレーションを展開している。作品の素材は主に竹を使い、演奏の動力は室内なら人力や電力を、野外なら風・水・太陽などの自然エネルギーを利用する。

 会場には、コップ1杯の水を流すとさまざまな種類の楽器を演奏し、その水は再びコップに戻ってくるという不思議なサウンド・オブジェ作品を展示する。秋本さんは「わたしの作品は玩具のようでもあり、アートのようでもある。私は特定のジャンルの作品を制作しているのではない」と話す。

 開廊時間は11時~18時30分。入場無料。10月8日まで。

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