六本木の「ストライプハウスギャラリー」(港区六本木5、TEL 03-3405-8108)で10月10日より、白い人形を作り続ける人形作家・浜いさをさんの個展が始まる。
浜さんは1939(昭和14)年生まれ。1971年以来「人のかたち」にこだわり、白い人形を一貫して作り続けている。主な素材は桐の木の粉をしょうふのりで練った「桐塑(とうそ)」のほか、鉛、針金、アクリルの絵具などを使う。女性像や男性像など変身や幻想といった主題で作品を発表してきた。
同展のテーマについて「今食べたものは明日の活力になると言う連続性の中で人は生きている。何者からか与えられた生命は全うしなければならないとされる。それが人の定めといわれる」と浜さん。会場では「人のかたち」として40~80センチの立体作品25点を展示する。
開廊時間は11時~18時30分。日曜・祝日休廊。入場無料。今月23日まで。