六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で12月25日、作曲家の久石譲さんが選曲するクリスマスライブ「久石譲Selection Songs of Xmas」が開催される。久石さんの親しいミュージシャンらによるクリスマスソングの演奏に始まり、目玉として久石さんの長女・麻衣さんがデビュー曲を披露する。
麻衣さんは2歳からピアノを始め、4歳時には映画「風の谷のナウシカ」の中で主人公・ナウシカの幼少時の回想シーンで流れる「ラン ラン ララ ラン ラン ラン」という印象的なメロディーを歌い、その後はNHK東京放送児童合唱団に所属するなど、幼いころから音楽活動を続けてきた。近年では2005年の韓国映画「トンマッコルへようこそ」でテーマ曲のボーカルを務め、自身でも作曲やライブ活動を精力的に行っている。
麻衣さんのデビュー曲は、久石さんが音楽監督を務める映画「ウルルの森の物語」(全国公開中)主題歌で12月16日に発売された「ウルルの唄」。同曲での生ライブは今回が初めて。久石さんの所属事務所担当者は「今回のライブを一番楽しみにしているのは久石本人」と話す。
同ライブは、サクソホンカルテット、弦楽カルテット、麻衣さんのコーナーで構成され、久石さんが選曲したクリスマスソングや、映画「菊次郎の夏」(1999年公開)のメーンテーマである「Summer」など、なじみの楽曲も演奏される。
19時開演。無料。