国立新美術館で「明日展」-各部門の気鋭作家12人の作品を紹介

呉亜沙さんの「樹海」(撮影=島田恒平)。

呉亜沙さんの「樹海」(撮影=島田恒平)。

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 国立新美術館(港区六本木7)で現在、文化庁の「在外研修制度(新進芸術家海外研修制度)」により海外派遣された気鋭芸術家12人の企画展「未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2009」が開催されている。

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 同制度は、文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野について研修する機会を提供するもので1967(昭和42)年から実施されている。美術、音楽、舞踏、演劇、舞台美術、映画、メディア芸術などを対象に1年、2年、3年、特別派遣(80日)がある。

 昨年12回目を迎えた同展は、2008年より同館に会場を移して、それぞれの作家の「個展」をイメージして洋画・日本画・写真・彫刻・現代美術・インスタレーション・工芸など美術部門すべてのジャンルから新進気鋭の作家12人の作品108点を紹介する。

 出品する作家は、繊維造形の久保田繁雄さん、絵画の吉仲正直さん、漆造形の栗本夏樹さん、絵画の伊庭靖子さん、写真の安田佐智種さん、現代美術の吉田暁子さん、彫刻の磯崎真理子さん、洋画の呉亜沙さん、ビデオ&インスタレーションの三田村光土里さん、絵画の浅見貴子さん、彫刻の高野浩子さん、彫刻の藤原彩人さんの12人。

 期間中、出品作家によるギャラリートークも予定。1月10日(14時~)=久保田繁雄さん、栗本夏樹さん、伊庭靖子さん、吉田暁子さん、同17日(14時~)=吉仲正直さん、三田村光土里さん、藤原彩人さん。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜休館。入館料は一般1,000円ほか。今月24日まで。

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