東京ミッドタウン(港区赤坂9)ガレリア地下1階で7月1日~7日、七夕に合わせ、自筆で大切な人に思いを伝えるイベント「文-Fumi-」が開催されている。開催は今年で3回目で、毎年約5,000人が参加する。
文月(7月)にちなんだ、専用の五色のオリジナルはがきに大切な人へのメッセージを書いて特設ポストに投函。7月7日の消印で、国内あてに限って郵送料は同ビルが負担し発送する。
両親に宛てたはがきをポストに投函した20代の女性は「最近は携帯電話での用件だけのやりとりが多く、手紙を書くことなど普段もほとんどない。少し恥ずかしい気持ちもあったが素直な気持ちを書くことができた」と話す。「仕事で忙しく、お盆休みも実家に帰れそうにもないのでちょうど良かった(笑)」とも。
そのほか、オリジナル折り紙で「織り姫」「彦星」を作り、願い事を書き、七夕飾りに付けられるほか、ガレリア1階では天の川を連想させる七夕装飾も展示している。「七夕飾り」はイベント終了後に足利織姫神社に奉納するという。
同ビル広報担当者は「日ごろ伝えることができない言葉を、ぜひこの機会に自筆でしたため、大切な人のことを思ってほしい」と参加を呼びかける。
営業時間は11時~20時。参加無料。7月7日まで(折り紙作りは7月4日まで。7日は14時終了)。