東京ミッドタウン(港区赤坂9)で「大暑の日」の7月23日、同施設と近隣の町会や商店街が協力して「打ち水」を行うイベント「六本木打ち水大作戦」が開催された。
1年で最も暑い時期と言われる「大暑の日」に行う同イベントは、ヒートアイランド現象対策の一環として2008年に始まり、今回で2回目(昨年は雨天により中止)。
当日は六本木町会、竜土町会、六本木商店街振興組合、東京ミッドタウン組合、東京ミッドタウンで働く人々など約200人が参加。
東京ミッドタウンのほか、六本木交差点、星条旗通り、龍土町美術館通りなどに各町会が散らばり、ペットボトルに入れた水を使って歩道に打ち水を行った。打ち水に使った水は、同施設の地下貯水を利用することで環境にも配慮した。
「打ち水」前の出陣式で、東京ミッドタウンマネジメントの山本隆志専務は「多くのお子さんも参加しているので、自然の力で気温が下がるということを知ってもらいたい。こうしたイベントを通して交流を深め、地域の輪として来年、再来年と続けていければ」とあいさつした。