シネマート六本木(港区六本木3、TEL 03-5413-7711)は12月18日からの「モンガに散る」の公開に合わせ、11日から17日まで関連する台湾映画の特集上映を行う。
80年代の台北を舞台に極道の世界に引き込まれてゆく若者達を描いた「モンガに散る」は2010年の台湾映画最高動員記録を樹立。台湾のアカデミー賞といわれる金馬奨で最優秀主演男優賞、音響効果賞、最優秀台湾映画新人賞の3部門を受賞した注目作で、今年の東京国際映画祭でも上映された。
今回はその上映に合わせて、「モンガに散る」の出演者やスタッフが関わった台湾映画3本を上映する。作品は「九月に振る風」「ビバ!監督人生」「ウェスト・ゲートNo.6」。
同館副支配人の村野奈穂美さんは「『モンガに散る』は今年の台湾最大のヒット作でもあり、普段アジア映画を見ない人でも楽しめる作品。映画の舞台は下町だが、繁華街の雰囲気は六本木にも通じるものがある」と話す。台湾映画特集については、「『モンガに散る』への導入として関連作品を見ていただければより『モンガに散る』が楽しめるはず」とも。
台湾映画特集の料金は、一般・大高=1,300円、シニア=1,000円、水曜女性・月曜男性・木曜会員=1,000円(いずれも当日券のみ)。「モンガに散る」前売券提示で1,000円に割引。「モンガに散る」は前売り1,300円、先着で「ポストカード2枚セット」も進呈。