六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で9月5日、ベルギービールの祭典「ベルギービールウィークエンド東京2012」が始まった。主催は、日本のベルギービール正規輸入会社4社を中心とした実行委員会。
ベルギーの首都ブリュッセルにある世界遺産「グランプラス広場」で毎年9月に開催される同祭典、日本での開催は今年が3回目で、東京は名古屋・大阪に続く開催となる。リュック・リーバウト駐日ベルギー王国大使は「今年は昨年と比べビールの種類も62種類から77種類に増え、ミュージックパフォーマンスやフードメニューもより充実したものになった」と話し、「昨年に続き東日本大震災復興へのチャリティを行い、本吉町の病院再建に資金を提供する予定」とも。
オープニングでは、ベルギービールの普及に貢献した人々からなるベルギービール騎士団の任命式がベルギー本国以外で初めて行われ、ブラッセルズ(渋谷区)の滝沢健二取締役、アクアプランネット(三重県)の福政惠子社長、リーバウト駐日大使、直木賞作家の池井戸潤さんが任命された。池井戸さんはベルギービール愛好家であり、また著書がフランス語に翻訳されベルギーでも評価されていること、登場人物がベルギービールを飲む場面が多く登場することなどが評価された。
提供されるビールは特徴を10タイプに分類し、色分けして目的のビールを探しやすいよう配慮、フードはベルギー発祥のフリッツ(フライドポテト)やブーレット(ミートボール)など。購入はコインで行い、1枚250円相当のコイン2枚または3枚(一部4枚)でビール1杯を購入できる。スターターセット(オリジナルグラス+飲食コイン10枚)=3,100円、追加コイン4枚=1,000円など。
開催時間は、5日=16時~22時、6日~8日=11時~22時、9日=11時~20時。入場無料。ステージではアーティストによるパフォーマンスも。