麻布十番商店街に2月4日、ラーメン店「AFURI(アフリ)」(港区麻布十番1、TEL 03-3585-1156)がオープンした。経営はアイズ(神奈川県厚木市)。
店舗面積は24坪で、席数はカウンターのみ18席。神奈川県・七沢温泉にあるラーメン店「ZUND-BAR(ズンドバー)」の姉妹店として2003年、「AFURI」1号店を恵比寿に出店。その後、原宿店(2009年)、中目黒店(2011年)と続き、4店舗目となる同店。店名の「AFURI」は、スープに丹沢山系の阿夫利山の麓で湧き出した天然水を使っていることから名付けられた。
スープは、鶏ガラをベースに10時間煮込んだ後、魚介ベースのダシを加え、「それぞれの食材の味をバランスよく丁寧に抽出」した「淡麗」と、「鶏油(チーユ)」とショウガを加え、「コクと風味がまろやかに広がる」という「まろ味」から選ぶ。メニューは大別して「塩」「しょうゆ」「つけ麺」の3種に分かれ、同店の代表的なメニューである「ゆず塩麺」(850円)をはじめ、「塩らーめん」「しょうゆらーめん」(以上750円)、「紅塩麺」「紅しょうゆ麺」(以上880円)、つけ麺の「甘露」(800円)、「ゆず露」(900円)、「辛露」(930円)などをそろえる。
「すてきなエリアだとは思っていたが、商店街でほかの店を経営している方々が入れ代わり立ち代わり立ち寄ってくれ、パンの差し入れを頂いたりするなど、想像以上に人情味あふれる街で驚いている。地元の人に愛され、麻布十番の一部として必要な店になれるよう頑張りたい」と小谷野店長。
営業時間は11時~翌5時。