六本木交差点近くのちゃんぽん店「長崎ちゃんぽん ふじ」(港区六本木5)が、5月で5周年を迎えた。
2010年5月14日にオープンした同店。長崎の麺や国産の野菜、コラーゲンを多く含んだシーフードなどを使って「健康」を意識したメニューを提供する。店を切り盛りするのは、小菅ケイ子さんと雅彦さん親子。ケイ子さんは「六本木に次々と新しい飲食店ができてくる中で、5年も続けられたのはお客さんのおかげ。周りにあるほかの飲食店のスタッフと仲良くなれたこともうれしい」と語る。
人気メニューは、硬い麺と軟らかい麺のどちらかを選んでもらい、にんじん、たまねぎ、はくさい、豚肉、あさりなどを使った「皿うどん」(小=800円、中=900円、大=1,700円)。硬い麺と軟らかい麺の両方を使った「皿うどん ミックス」(950円)も用意する。ほかにも、「長崎ちゃんぽん」(小=820円、中=980円、大=1,700円)や好みでトマト風味に味付けして楽しめる「焼きちゃんぽん」(中=900円、大=1,700円)などが一押し。
「どのメニューにも自慢のあんかけを使っている」とケイ子さん。「深夜も営業しているので、仕事終わりにお酒と一緒にちゃんぽんを味わってほしい」とも。
今後については、「女性や一人客が気軽に足を運べるお店を目指す。『野菜が足らないといえば当店』と思い出してもらえるように、ブランド化していきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~15時、17時~翌6時。日曜・祝日定休。