東京ミッドタウンのフジフイルムスクエア（港区赤坂9）で8月21日から、飛行機や空の仕事についてのトークイベントと写真展を行う「夏休み自由研究『飛行機のふしぎ』 空を飛ぶって？」が開催される。主催は富士フイルム（同）。

　同イベントは、同社の事業「富士フイルムフォトサロン東京」が今年の春から夏にかけて日本航空写真協会と共同で開催している飛行機に関する写真イベントの一つ。

　トークイベントは、操縦士や研究者、客室乗務員など実際に飛行機や空に関わる仕事に携わる講師が、プロカメラマンが撮影した写真を使って仕事について話すという内容。講師は、日本航空で機長を務める船越篤さん（21日）、帝京大学理工学部航空宇宙工学科の米田洋教授（22日）、プロスカイダイバーの久保安宏さん（23日）、航空自衛隊でパイロットを務めていたこともある航空写真家の赤塚聡さん（24日）、日本航空キャビンアテンダントの上松可奈子さん（26日）など。

　写真展は、ミニギャラリーで開催する「飛行機フォトグラファー's 作品展」と、スペース1で開催する「日本航空写真家協会写真展『18th SKY GRAFFITI 2015』」。

　「飛行機フォトグラファー's 作品展」は、同企画の一環として5月に小中学生約15人が参加して羽田空港で開催した写真講座で撮影された作品を展示するもの。「日本航空写真家協会写真展『18th SKY GRAFFITI 2015』」は、同協会の会員の作品や一般公募作品を展示するもの。同協会は1987（昭和62）年に設立、デジタル一眼レフカメラの普及で増加する飛行機写真愛好家の創作意欲を高めるため講習会や合評会を開催しており、同展では一般から公募した作品の中から優秀作品を選び、新たにプリントして展示する。

　開催時間は、写真展＝10時～19時、トークイベント＝11時～と14時～の1日2回。参加無料。今月27日まで。