六本木ヒルズ(港区六本木6)の大屋根プラザに9月10日、サントリーのシングルグレーンウイスキー「知多」をPRする「知多 風香るラウンジ」が期間限定でオープンした。主催・運営はサントリースピリッツ(台場2)。
グレーンウイスキーはトウモロコシや大麦を原料とし、通常はブレンデットウイスキーの原酒の一つとして使用するもの。同ウイスキーは知多蒸留所(知多市)で製造する数種のグレーンウイスキー原酒をブレンドして開発、シングルグレーンウイスキー初の通年販売商品として9月1日に発売した。
同ラウンジは、「サイレント・スピリッツ」とも言われるグレーンウイスキーの穏やかな味わいを生かしたハイボールを「風香るハイボール」と呼び、食事と合わせた飲み方を提案、ハイボールとそれに合うよう開発したフードメニューを中心に提供する。席数は約120席。
メーンの「マリアージュセット」はハイボールに合う酒肴(しゅこう)を独自開発したもので、ハイボールと「焼きとうもろこしの出汁ジュレかけ 蟹身添え」のセット(700円)と「生湯葉のミモレット和え」など3品のセット(1,000円)の2種。
ドリンクメニューは、「知多 風香るハイボール」(500円)とハイボールの「すだち添え」「きんもくせい」「山椒(さんしょう)」(各600円)など、フードメニューは「えびせん(知多『えびせんべいの里』謹製)」(500円)、「お寿司盛り合わせ(穴子の棒鮨と細巻き)」(800円)などを提供する。
同社の森本昌紀ウイスキーブランド部長は「これまでのプレミアムブランドとは違う味わいをお届けしたいと思って開発した。お客さまからは『和風によく合う』などの声をすでに頂いている。今回のラウンジのためにベストマッチなフード開発も行った。知多の持つ風味・香り・独特の世界を多くのお客さまに知っていただきたい」と話す。
開催時間は17時~23時(土曜・日曜・祝日=12時~)。今月27日まで。