AXISギャラリー(港区六本木5)で6月9日から、欲しい写真を見つける企画「AXIS フォトマルシェ 3」が開催される。
日本では写真を「見る」場はあっても「気軽に買う」場が少ないことから企画された同イベント。2014年から開始し、今回で3回目となる。複数のフォトギャラリーが掘り出し物を持ち寄り、1万円前後の低価格から作品を販売する。
出品されるのは、今後活躍が期待される新進作家の作品から、19世紀後半から20世紀初頭に撮影された古写真(ファウンド・フォト)、中古カメラ、フォトフレームまで。写真家自らが掘り出し物を持ち寄る「ゼラチンシルバーセッションブース」や、富士山のビンテージ写真を集めたコーナーも。
参加ギャラリーは、インターアート7、みうらじろうギャラリー(以上、中央区)、tokyoarts gallery、桜堂(以上、渋谷区)、スマートシップギャラリー(世田谷区)、ギャラリー・ニエプス、ルーニィ・247フォトグラフィー(以上、新宿区)、フォトクラシック(千葉県)、ブリッツ・ギャラリー(目黒区)など。
会場内には、OBSCURA COFFEE ROASTERS(世田谷区)のコーヒーを提供するカフェコーナーも設置。写真家やギャラリストと会話を楽しみながら写真を選ぶこともできる。
10日・11日の17時からは、公開ポートフォリオレビューを開催。写真家やギャラリスト、ディーラーが作品を見て講評やアドバイスを行うもので、事前に応募があった10人のレビューを公開で行う。レビュアーは写真家の広川泰士さん、三好耕三さん、ギャラリストの山崎信さんなど。
開催時間は11時~19時。入場無料。今月12日まで。