サントリーホール（赤坂1、TEL 03-3584-9999）では4月2日、同ホールを開放するイベント「オープンハウス～サントリーホールで遊ぼう！」を開催する。同ホールは1986年の開場以来、「ホールがより身近な存在となるよう」にと、ランチタイムの無料コンサートやバックステージの見学ツアーなどを定期的に開催しており、同イベントはこれらの延長としてアークヒルズの「桜まつり」開催期間に合わせて同ホールを1日無料で開放するもので、昨年の開催に続き2度目となる。内容は、オーケストラのステージ・セッティングや公開リハーサルの見学、パイプオルガンのコンサート、ステージでの記念撮影、小ホールでの音楽クイズなど。また「チャリティ朝市」としてスタッフTシャツやオペラの衣装などを販売し、収益は港区の基金に寄付され、子どもたちの音楽活動に役立てられる。開催時間は10時～16時。出入り自由。同ホールの「大ホール」（定員2,006名）はベルリン・フィルの音楽監督だったヘルベルト・フォン・カラヤンの助言を受けて作られ、客席が段々畑状の「ヴィンヤード（ぶどう畑）形式」を日本で初めて採用したのが特徴。（写真＝昨年開催時の模様）
サントリーホール