イタリアン「italian cafe restaurant ROMANO DUE（ロマーノ・デュエ）」（港区麻布十番3、TEL 03-6665-8790）が7月3日、麻布十番にオープンした。経営はシティダイニング（港区）。

「カプリチョーザ」

　昨年3月に開いたイタリアンバー「ROMANO 麻布十番」の姉妹店としてオープンした同店。店内に直径約2メートルの特注窯を置き、伊ローマ出身シェフのコンジュ・ミルコさんが地元で提供されているピザを再現して焼き上げるという。

　料理長を務めるのは、イタリアのレストランに4年間勤めた経験を持つ原田玲文さん。「ROMANOは朝4時まで営業する夜型のスタイルだが、当店はランチタイムから夜まで通し営業を行うなど昼型のスタイルにした。15時からの2時間は『カフェデザートタイム』としてデザートを中心に提供する」と説明する。

　メニューは、ピザの「カプリチョーザ」（3,000円）や「オマールエビのリゾット」（3,800円）、豚肉を使った「ポルケッタ」（3,600円）、「金のパンナコッタ」（2,200円）などを提供する。アルコールはイタリア産の赤・白ワインをはじめ、ビール、サワー、ハイボールなどをそろえる（700円～）。ランチタイムは「ピッツァ　クワトロ　フォルマッジ」（2,800円）や「スパゲッティ　ポモドーロ　エ　バジリコ」（2,200円）などを提供。

　原田さんは「ピザは生地の厚さや焼く温度はもちろん、一部食材をイタリアから取り寄せるなど本場のピザを忠実に再現したので、食べたことのない人はぜひ一度味わってほしい。地域ナンバーワンのピザとして地元の方たちに認められるように研究を続けたい」と話す。「麻布十番は食にこだわりを持つ方が多いイメージの街で、そうした人たちを満足させられる料理を作り続けたい。食にこだわりがある方はぜひ一度、足を運んでほしい」とも。

　営業時間は11時30分～23時。