和食居酒屋「山口郷土料理 だぶる」(港区六本木3、TEL 03-5544-9991)が六本木に移転オープンして、8月22日で3カ月がたつ。
5月22日に移転オープンした同店。山口の郷土料理として知られる「瓦そば」やフグ料理、地元産の酒などをメインに提供する。山口県下関市出身の双子の姉妹が店主であることから名付けた。「地元山口の料理を提供したい」思いから2018(平成30)年4月に西麻布に開いたが、コロナ禍の影響で閉店。再び店を運営できる機会を探るなかで5月の再オープンにこぎ着けた。席数はカウンター席含む29席。カラオケを備える部屋も用意した。
提供するメニューは、全5品から成る「宇部コース」(4,000円)や全9品から成る「下関コース」(7,000円)などのコース料理が中心。「瓦そば」(1,880円)や「とらふぐのたたき 薄造り」(1,980円)、「ふぐの唐揚げ」(1,880円)、「宇部かまぼこの刺し身」(580円)、「長萩和牛のステーキ」(1,980円)などのアラカルトメニューもある。アルコールは、岩国市産の「獺祭(だっさい)」や下関市産の「天美」、宇部市産の「貴」などの日本酒(700円~)のほか、ビール、焼酎、ウイスキー、ハイボールなどを提供。ランチタイムには、「瓦そば」「長州鶏の唐揚げ定食」「ミックスフライ定食」「魚介の薬膳カレー」(以上1,000円)を用意する。
料理長の三原健さんは「移転前は山口県出身者に多く来店いただいていた。移転後にまだ足を運んでいないという人はぜひ一度お越しいただきたい」と話す。「17時からはハッピーアワーを設けている。山口料理を食べたことない人も歓迎。東京で味わえない料理や酒をぜひ味わってほしい」とも。
席料は1人300円。営業時間は、11時30分~14時30分、17時~翌3時。日曜・祝日定休。