六本木の和食店「弥勒食堂」(港区六本木4、TEL 03-6721-1546)が9月18日、オープンから3カ月を迎えた。
面積は約49平方メートル。席数はテーブル席=4席、カウンター席=6席の計10席。「港町の食堂」をコンセプトに掲げ、魚を中心としたメニューを提供する。店長の大久保賢司さんは、西麻布のバーで働いた経験を持つ。以前から居酒屋を開きたい思いがあり、知人の伝手(つて)を頼るなどして今回のオープンに漕ぎ着けた。
提供するメニューは「北海道産 ホッケ」や刺身料理「青森県産 アオタガレイ」(以上、900円)、カツオのたたきの上に、ネギ、ミョウガ、ショウガなどの薬味を乗せた高知の郷土料理「宮崎県産 カツオの土佐造り」(1,440円)など。アルコールは、「九頭竜 冷やし酒」(900円)や「産土 二農釀 純米吟醸」(1,800円)の日本酒ほか、ビールやウイスキーなどを用意する。
大久保さんは「港町にある小洒落(こじゃれ)た居酒屋に来たような、五感で楽しめる食堂としてぜひ楽しんでいただきたい。『食堂』は和食の原点だと思う。海外から訪れた人にもぜひその良さを知ってもらいたい」と話す。「料理はすべて無添加で提供しているため、食事改善をしたい人や健康志向の人などにぜひ利用してほしい」とも。
営業時間は18時~翌3時(土曜日は0時まで)。日曜定休。