
夏イベント「天空の星まつり」が6月20日、六本木ヒルズ(港区六本木6)展望台「東京シティビュー」で始まる。
「七夕・星空・宇宙」をテーマに開く同企画。会場となる「展望回廊」では、プラネタリウム「メガスター」の技術で作り出された100万個の星を背景に撮影できる「天の川フォトスポット」や、七夕にちなみ短冊に願いを書いて飾る「笹飾り体験」、最新の研究から明らかになった宇宙の広がりを画像で紹介する「宇宙はどこまで見えてるの」のコーナーを設ける。
このほか、「音楽の新しい楽しみ方・価値観を創る」をコンセプトに掲げた音楽ユニット「Vegetable Record(ベジタブルレコード)」がプロデュースした音楽体験もできる。
7月31日には「六本木天文クラブ」がキッズワークショップ「天体望遠鏡を作ろう」(6,000円)を開催。月のクレーターも見える本格的な望遠鏡を作る企画で、組み立てから使い方、星空の見所までを天文の専門家が分かりやすく教える。当日、天気が良ければ通常非公開の屋上庭園で星空観望会も実施する。対象は小学生で、定員は24人。申し込みは6月13日からウェブで受け付ける(同24日まで)。応募者多数の場合は抽選。
森ビル・文化事業部の福岡大輔さんは「今年の当イベントでは、七夕や宇宙をテーマにした幻想空間を展望台で体感いただける。伝統的七夕(8月29日)に合わせ、短冊に願いを託す七夕飾りや夜景と星空の共演をぜひ楽しんでほしい。夏ならではの特別なひとときを、家族や恋人、友人と過ごしていただければ」と来館を呼びかける。
営業時間は10時~22時。入館料は、一般=2,400円、学生(高校生・大学生)=1,700円、子供(4歳~中学生)=1,100円、シニア (65歳以上)=2,100円。9月7日まで。