
中秋の名月だった10月6日、東京タワー(港区芝公園4)で「お月見外階段ウオーク」が開催された。
毎年恒例の同イベント。高さ150メートルのメインデッキまで続く約600段の外階段を開放し、来場者が徒歩で上るもの。通年は「オープンエア外階段ウオーク」として週末の午前から夕方までの時間帯に開放しているが、今年は中秋の名月に合わせ、時間帯も夜に実施した。
当日は、中秋の名月にちなんだ年に一度だけのライトアップ「中秋の名月 お月見ダイヤモンドベール」を点灯。月とウサギがモチーフの竹明かりでメインデッキ2階のフロア内を装飾した「東京タワー竹あかりまつり」も実施。千葉県産オリジナル梨「秋満月」と初コラボし、秋満月を使ったスイーツやスムージーを販売するキッチンカーを配備した。
参加した40代男性は「曇りで月を眺めることはできなかったが、珍しいライトアップや竹明かりが見られて満足した。秋満月も目の当たりにでき、秋の風情を味わえた。また参加したい」と話していた。