携帯電話向けコンテンツ開発などを手がけるメディアシーク(港区麻布台2、TEL 03-3224-3113)は8月31日より、英単語の和訳を行う携帯アプリ「カメラ辞典」のサービス提供を開始した。
同アプリは、携帯電話のカメラを入力装置として英単語を文字認識し、即座に和訳表示するもの。一般的な電子辞書はキーを入力装置として使用するが、同アプリでは、携帯電話のカメラ画像から英単語を自動的に認識するため手入力が不要で、英単語のつづりの打ち間違いがなく、スムーズに英単語辞書データベースと照合できる。
同アプリはauの携帯サイト「総合英語辞典」から販売され、同サイトとの連携により詳細な意味や用例、発音を確認することが可能。サービス利用料は月額105円。対応機種は現在、W22SA、W31SA、W31SAII、W32Hの4機種。
同社は、2000年3月にアンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)のシステムコンサルタントであった西尾直紀さん(現代表)が携帯電話向けコンテンツやシステムの開発を主要事業として設立。設立から史上最短の9カ月で、東京証券取引所マザーズへの株式上場を果たした。