アジア映画専門のシネマ・コンプレックス「シネマート六本木」(港区六本木3、TEL 03-5413-7711)では9月30日より、俳優・池内博之さんの第1回監督作品「13の月」を上映する。
同作は、映画「ロックンロールミシン」「カリスマ」などへの出演で知られる俳優の池内博之さんが初監督を務めたもので、余命3カ月の主人公が元恋人と再会し、最後の瞬間をともに過ごすラブ・ストーリー。主演は、ドラマ「白線流し」や映画「Love Letter」の柏原崇さん、ドラマ「Dr.コトー診療所」の大塚寧々さんで、共演に映画「模倣班」の津田寛治さん、「百合祭」のミッキー・カーチスさんなど。作品公開にあたり池内さんは、「ひとつの作品を皆で作り上げていく作業の素晴らしさ。今まで俳優として関わっているものとは違った充実感があった」とコメントしている。
同館での上映理由について宣伝担当者は、「日本的、女性的な美意識をもった作品イメージが同館のイメージと合致した」点と「アジアでの柏原さんの人気の高さ」を挙げており、期間中4,000人の動員を見込むという。
鑑賞料金は、一般=1,800円ほか。特別鑑賞券(1,500円)購入者には同作オリジナルのブックカバーをプレゼントする。
シネマート六本木は、韓国・中国などの映画やテレビドラマを配給するエスピーオー(中央区)が、2006年3月にエンターテインメントビジネスの拡大を目的に、六本木交差点近くに開設した。