ヤフー(港区六本木6)は10月1日より、インターネット広告の効果測定に新しい計測方式「CSC(Client Side Counting/クライアントサイドカウンティング)」を導入する。
CSCは、広告が利用者のブラウザに実際に表示された回数をカウントする方式で、インターネット広告業界団体のIAB(Interactive Advertising Bureau)が提唱する国際的なカウント基準に合致する計測方式。新たに設置する測定用サーバーで、実際に広告が表示されたことを示すウェブビーコンを計測する。
従来のウェブサーバーからの広告配信数を計測する「リクエストベース」方式に比べ、検索エンジンのロボットなど実際の利用者以外からのアクセスを排除し、より精度の高い計測が可能になるという。
同社では「CSCの採用による広告掲載結果の測定精度向上が、インターネット広告への信頼獲得に貢献する」としている。