ライブドアフィナンシャルホールディングス(港区六本木6)は2月1日、ウェスティンホテル東京(目黒区)で記者会見を開き、商号を「かざかフィナンシャルグループ」に変更したと発表した。
商号変更は、昨年12月にライブドア(六本木6)から投資会社のアドバンテッジパートナーズLLPに事業売却されたことを受けてのもの。
新商号の「かざか」は「風上」を語源に、「新たな発想を生み出し、金融業界へ新風を吹き込んでいく新会社をイメージ」したものという。商号変更に合わせてブランドシンボルも「かざぐるま」をモチーフにしたものに変えた。
記者会見に出席した同社の清水幸裕代表取締役社長(写真左)は「昨年1月の事件(証券取引法違反容疑)はあってはならないこと。(かざかは)スピードとコンプライアンスを重視した経営を行う。4年後には上場を目指す」と話した。
同社の資本金は4億2,800万円。本社移転は予定しておらず、六本木ヒルズでの営業を続けるという。ライブドア証券などグループ会社も「かざか」を冠した社名に変更。ビットキャッシュとセシールクレジットサービスは従来のままとなる。(写真=記者会見の様子)