国立新美術館、展覧会入場者数で100万人突破-開館から約3カ月半

六本木の国立新美術館が5月11日、開館以来の展覧会入場者数100万人を突破。100万人目の来場者となった三木真理さん(右)には、林田英樹館長から記念品が贈られた。

六本木の国立新美術館が5月11日、開館以来の展覧会入場者数100万人を突破。100万人目の来場者となった三木真理さん(右)には、林田英樹館長から記念品が贈られた。

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 今年1月21日に開館した国立新美術館(港区六本木7、TEL 03-5777-8600)が5月11日、これまでに開催した展覧会の延べ入場者数で100万人を突破した。

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 100万人目の来場者となったのは滋賀県大津市在住の三木真理さん(29歳)。林田英樹館長よりオリジナルグッズ等が贈られた。三木さんは「テレビでも放映している有名な美術館なので、母と2人で訪れました。街の中なのに緑に囲まれていて、美しい美術館だと思います。入ってきて突然のイベントだったので、びっくりしました」と話した。

 各展覧会の延べ入場者数は次の通り。開館記念展「20世紀美術探検」=89,475人、文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」=52,093人、「黒川紀章展」=166,793人、「異邦人たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」=320,984人(内覧会含む)、「大回顧展モネ」展=224,612人(内覧会含む、5月11日16時現在)、各種公募展=146,043人(5月11日16時現在)。

 同館は、建築家の黒川紀章さん設計によるガラス曲面が印象的な建築で、「コレクションを持たない」ことと「国内最大級の展示スペース(約14,000平方メートル)」ことが特徴。シンボルマーク・ロゴはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんによるデザイン。

国立新美術館

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