セカンドライフ内に5月21日、「東京タワー」(港区芝公園4)が出現した。セカンドライフは、インターネット上の3Dの仮想空間で、ユーザーの分身キャラクターとなるアバターを使用して空間内を巡り、他のアバターとコミュニケーションをとることができるサービス。サービスの運営は米・リンデンラボ社が手がける。
今回出現した仮想の東京タワーは、制作を担当した映像・ウェブ制作会社のデジタルマーケット(南青山7)が運営するセカンドライフ上の島「Dejimaアイランド」上に建設された。外観は現物をほぼ忠実に再現しており、エントランスには同タワーオリジナルキャラクター「ノッポン」が登場、展望台には「club333」が設けられ、夜景を眺めることもできる。
島内には、秋元康さんによるアイドルプロジェクト「AKB48」のプロモーション施設も設置され、メンバーの写真や映像を配信する。今後は「メンバーとデートができる」(デジタルマーケット担当者)などのサービスも予定するという。
制作期間は約1カ月。担当者によると、現在のアクセス状況は21日12時~翌10時で約420人、22日の10時~翌10時で約380人だという。