飲食店の経営・プロデュースを手がける際コーポレーション(目黒区)は7月3日、西麻布の路地裏(通称ビストロ通り)に和食店「四分六(しぶろく)」(港区西麻布4、TEL 03-3486-5560)をオープンした。
同店は、魚料理をメーンに肉料理も揃える和食店。店名は「肉が四、魚が六」というコンセプトに由来する。
魚料理は、季節やその日の仕入れによってメニューが異なり、「鮪(マグロ)カマ」(1,200円~)、「尾長鯛(タイ)煮付け」(1,200円)など。串焼きでは、鶏、豚、牛、鴨による定番メニューや、「フォアグラ」(1,200円)、「ねぎ鮪」(380円)、「鮑(アワビ)」(1,200円)など。このほか、「加茂茄子揚げ出し」(700円)、「とうもろこしかき揚げ」(700円)、「塩チャーハン」(900円~)、「鱧(ハモ)青柚子雑炊」(1,500円)などを揃える。
ドリンクは、山形県の地酒「杉勇(すぎいさみ)」(900円)など日本各地の銘酒のほか、蔵元ごとのラインアップを揃えた焼酎が特徴で、鹿児島の「佐多宗二」(650円~)、大分の「ぶんご醸造」(650円~)などを提供する。
ランチ営業も行っており、刺身と菜の割合が6対4の海鮮お重「四分六重」(1,460円)、「鱧天丼」(1,800円)、「焼魚定食」(980円~)などを揃える。平均客単価はランチ=1,000円、ディナー=5,000円。
外観と内装は白木で統一し、中央のカウンター席のほか、テーブル席、座敷を設ける。席数=合計34席、店舗面積=約24坪。営業時間はランチ=11時30分~14時30分(ラストオーダーは14時)、ディナータイム=18時~23時(ラストオーダー22時)。無休。
同店の増岡潮店長は「魚をメーンに、肉料理のイメージが強いと思われる『西麻布らしい』メニューも楽しんでもらえれば」と話す。(写真=同店カウンター席)