アクシスギャラリー(港区六本木5、TEL 03-5575-8655)で8月30日より、デザイン展「『金の卵』 学校選抜 オールスター デザインショーケース」が開催される。
同展は、全国16校の芸術・デザイン系の大学から選抜された大学3年生によるデザイン展。昨年に引き続き2回目の開催となる。今年は「カタチを超えたデザイン-『もの』と『こと』の共生」をテーマに、プロダクト、インテリア、情報デザイン分野の作品32点を展示する。
展示作品は、端末から楽しみ方までを含めた音楽配信サービスの提案や、端末を媒介とした医師と患者をつなぐシステムのデザインなど。作品の傾向として、「環境問題に配慮したものや人間的なコミュニケーションを意識したものの傾向がある」(同ギャラリーキュレーター)という。
参加校は、岡山県立大学、金沢美術工芸大学、慶応義塾大学、静岡文化芸術大学、昭和女子大学、女子美術大学、多摩美術大学、千葉大学、筑波大学、東京藝術大学、東京工業大学、名古屋芸術大学、名古屋市立大学、公立はこだて未来大学、武蔵野美術大学、明星大学。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。9月9日まで。9月2日・6日・8日には参加学生による作品プレゼンテーションを行うほか、会期中は生徒のポートフォリオ約160冊を設置する。展覧会にあたり同担当者は「学生や大学にとっては、他人のポートフォリオを見ることができるなど、展覧会が刺激になるようだ」と話している。