東麻布に、赤坂の現代アートギャラリーが移転オープン

写真=「GALLERY SIDE 2」が入居するビルの外観(1階部分に入居)。

写真=「GALLERY SIDE 2」が入居するビルの外観(1階部分に入居)。

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 東麻布のホテル「アルファイン」通り沿いのビル1階に9月7日、現代アートギャラリー「GALLERY SIDE 2」(港区東麻布2、TEL 03-6229-3669)が移転オープンした。

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 同ギャラリーは、1997年に開業。曽根裕さん、リクリット・ティラヴァーニさんなど著名作家をギャラリーアーティストに抱える。移転前は赤坂ツインタワー近くで営業を行っていた。

 移転の背景について、同ギャラリーの島田淳子さんは「ギャラリーのスペースが5年位で変わっている。以前は千駄ヶ谷に5年いた。(5年ほど経過すると)ギャラリーアーティストの個展が2回くらい終わるので、環境の違いなどを求めて移転する」と話しており、同地を移転先に選んだ理由について、街の利便性や、同じビルにデザイナー・建築家が多く入居すること、天井の高さなどを挙げる。

 ギャラリーでは現在、移転後第1回の展覧会としてギャラリーアーティストによる作品展を開催している。参加アーティストは、ムラタ有子さん、スティーヴン・ピピンさん、リクリット・ティラヴァーニさん、渡辺泰子さんなど。営業時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日休。

 「六本木アート・トライアングル」を代表する森美術館、国立新美術館、サントリー美術館などの大型美術館とギャラリーとの関係について島田さんは、「ギャラリーに来るのは意志のある人。自分が行こうと思わないと行けないというのが良いと思う。森美術館や国立新美術館などは、ギャラリーで紹介している世代の作家を見せていることもあるので、美術館で見た作家の違う作品をギャラリーで手に触れるくらいの距離感で見られることは、(ギャラリーに)訪れた人にとっては面白いのではないか。美術館で見る距離感と、ギャラリーで見る距離感との違いを楽しんでいただければ」と話している。

GALLERY SIDE 2

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