十番まつりが「東京商店街グランプリ」受賞-経済効果を評価

写真=2007年の「麻布十番納涼まつり」の模様

写真=2007年の「麻布十番納涼まつり」の模様

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 東京都は11月7日、港区の麻布十番商店街を中心に毎年開かれる夏祭り「麻布十番納涼まつり」(以下、十番まつり)が「第3回東京商店街グランプリ」を受賞したと発表した。

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 「東京商店街グランプリ」は都内商店街の役割や魅力をPRすることを目的に、商店街の取り組みを評価し、表彰するもの。2005年に第1回が実施され、今年で3回目。今年は明治大学大学院教授の市川宏雄さんを審査委員長に消費者団体や経済団体が審査にあたり、イベント事業部門と活性化事業部門に分けて贈賞された。

 今年はイベント事業部門=37事業、活性化事業部門=22事業がノミネートし、十番まつりはイベント事業部門のグランプリを受賞。地下鉄開通や大規模商業施設開発により周辺環境が変化するなかで、商店街組合員自身が内容を検討し、工夫を重ねることでイベントを進化させてきた点と、国際色豊かな地域特性を活かし、約30カ国の大使館が出店する「国際バザール」などにより、高い経済効果をもたらしている点が評価された。

 今年の十番まつりは42回目を迎え、8月に実施された。商店街内の各店を中心に約400の露店や特設ステージでの催し物、盆踊りや寄席など多岐にわたる内容で、3日間の会期中に40~50万人の来場者を集めている。

麻布十番商店街 公式ホームページ「麻布十番納涼まつり」の模様1-(六本木経済新聞)「麻布十番納涼まつり」の模様2-(六本木経済新聞)

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